「実家を売ろう」と決めたその時に起きること
「子どもも独立したし、実家は誰も住まないから売ろう。」
そんな話をご両親と始めた矢先、
「父が突然倒れてしまった…」
このようなケースは決して珍しくありません。
実際に不動産業界では、
「もっと早く相談しておけばよかった」
という声を本当によく耳にします。
親御さんが元気なうちは何気なく思っている実家の売却ですが、一度病気や入院、認知症などになると、手続きが一気に複雑になることがあります。
今回は、不動産売買が初めての方でも分かるように解説します。
なぜ親が倒れると売却が難しくなるの?
実家の名義が誰なのかを確認してみましょう。
多くの場合、
- お父さん名義
- お父さんとお母さんの共有名義
になっています。
家は名義人本人の財産です。
そのため、
本人の意思確認
が非常に重要になります。
入院していても売却できる?
結論からいうと、
できます。
ただし条件があります。
例えば、
- 話ができる
- 売却する意思がある
- 内容を理解できる
この状態なら、
病院で司法書士が本人確認を行い、
売買契約や決済を進められるケースがあります。
病院まで出向いて手続きを行うことも珍しくありません。
一番注意したいのは「認知症」
ここが一番重要です。
もしお父さんが、
- 認知症になってしまった
- 判断能力がないと診断された
場合、
家族だからといって勝手に売ることはできません。
たとえ、
「子どもだから」
「長男だから」
「介護しているから」
という理由でも売却はできないのです。
成年後見制度が必要になることも
本人が判断できない状態になると、
家庭裁判所へ申し立てをして
成年後見制度
を利用することになります。
この制度では、
本人の財産を守るために後見人が選ばれます。
しかし、
- 数か月かかることもある
- 費用がかかる
- 自由に売却できるわけではない
というデメリットがあります。
「すぐ売りたい」
と思っても、簡単には進みません。
遠方に住んでいるとさらに大変
実家が遠方の場合、
何度も帰省する必要があります。
例えば、
- 荷物の片付け
- 書類集め
- 市役所
- 法務局
- 銀行
- 不動産会社との打ち合わせ
これだけでもかなりの時間がかかります。
そこへ親御さんの入院や介護が重なると、
精神的にも体力的にも負担は大きくなります。
「まだ元気だから大丈夫」は危険
多くの方がそう思っています。
しかし、
病気や事故は突然です。
ある日突然、
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- 転倒による骨折
- 認知症の進行
というケースも少なくありません。
だからこそ、
元気なうちに話し合うことがとても大切です。
売る・売らないを決めなくてもいい
誤解されやすいのですが、
今すぐ売却を決める必要はありません。
まずは、
- 名義は誰?
- 固定資産税はいくら?
- 境界はある?
- 相続人は誰?
- 家の価値はどれくらい?
これだけ確認するだけでも十分です。
事前に準備しておくだけで、
万が一の時に慌てずに済みます。
mahalo不動産ではこんなご相談をいただいています
mahalo不動産では、
「親が施設へ入ることになった」
「実家が空き家になる」
「兄弟で話がまとまらない」
「遠方なので何度も帰れない」
「荷物がそのまま」
など、多くのご相談をいただいております。
私たちは売却だけではなく、
- 空き家管理
- 草刈り
- 残置物の相談
- 解体のご相談
- 相続前のご相談
- 賃貸として活用する方法
なども含め、お客様に合った方法をご提案しています。
「売るしかない」と決めつけず、一緒に最適な方法を考えることを大切にしています。
よくある質問(FAQ)
Q. 入院していても売却できますか?
はい。本人に判断能力があり、売却の意思を確認できれば、病院などで手続きを進められる場合があります。状況によって対応方法が異なるため、まずは不動産会社や司法書士へ相談しましょう。
Q. 親が認知症になったら子どもが代わりに売れますか?
いいえ。親名義の不動産は、子どもであっても勝手に売却することはできません。判断能力の状況によっては成年後見制度などが必要になる場合があります。
Q. 親が亡くなった後ならすぐ売れますか?
相続登記などの手続きが必要です。相続人全員で話し合い、必要書類をそろえたうえで売却を進めることになります。
Q. 遠方に住んでいても売却できますか?
はい。オンラインでの打ち合わせや郵送手続きを活用できるケースも多くあります。ただし、現地確認や書類の準備が必要になることもあるため、早めの相談がおすすめです。
まとめ|「元気な今」が一番の準備期間です
実家の売却は、家そのものを売るだけではありません。
親御さんの健康状態や判断能力、名義、相続など、さまざまな要素が関わります。
「まだ大丈夫」と思っていても、病気や事故は突然起こることがあります。
だからこそ、親御さんが元気なうちに家族で話し合い、必要な情報を整理しておくことが、将来の安心につながります。
mahalo不動産では、埼玉県の行田市・羽生市・熊谷市を中心に、遠方の実家や空き家の売却相談、相続を見据えたご相談にも対応しています。
「売るかどうか決めていない」という段階でも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。一緒に、ご家族にとって納得できる方法を考えていきましょう。
合同会社mahalo
住所:埼玉県行田市長野
電話番号:048-501-5792
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